生きづらいのは過去の価値観のせいかもしれません|回復へのヒント

生きづらさの原因は何でしょうか

アダルトチルドレンが抱えやすい「生きづらさ」と価値観の見直しについて

みなさん、こんにちは。
アダルトチルドレンだと気づいたきっかけは、きっと 「生きづらさ」 を感じたからではないでしょうか。

  • どうしてこんなに苦しいのか分からない

  • 普通に生きているつもりなのに、うまくいかない

  • 人を信じたいのに信じられない

  • 変わりたいのに変われない

そんな感覚を抱えてこられた方も多いと思います。

今回は、この 生きづらさの正体 について書いていきたいと思います。


生きづらさとは何か

そもそも「生きづらさ」とは何でしょうか。

私は、生きづらさとは
今の自分の生き方に、自分自身がどこかで納得できていない状態
なのだと思っています。

たとえば、

  • 本当は嫌なのに我慢してしまう

  • 信じたいのに疑ってしまう

  • 愛したいのに怖くなる

  • 自分らしく生きたいのに、そうできない

そんなふうに、心のどこかでズレや苦しさを感じている状態です。

生きづらい時、人はその苦しさから逃れたくて、

  • あの人が理解してくれたら幸せなのに

  • もっと違う家庭に生まれていたらよかったのに

  • あの出来事さえなければ

と、誰かや環境のせいにしたくなることがあります。
それは自然なことです。私にもその経験があります。

でも、いくら考えても変わらない。
憎んでも恨んでも、過去そのものは変えられない。
そう感じた時、人はさらに苦しくなり、自分を責め始めてしまうことがあります。

そして、

「変われない自分が悪い」
「うまく生きられない自分がダメなんだ」

と、自分を追い詰めてしまうのです。


過去が原因でも、ずっと過去に縛られなくていい

ここで大切なのは、
あなたが悪いわけではない
ということです。

周りが冷たかったのかもしれない。
つらい環境だったのかもしれない。
傷つくような扱いを受けてきたのかもしれない。
それは事実ですよね。

私自身も虐待を受けて育ちました。
だからこそ、幼少期に起きたことがその後の人生に大きな影響を与えることを知っています。

  • 人を信じるのが怖い

  • 自分を認めるのが怖い

  • 恋愛がうまくいかない

  • 安心して生活することが難しい

そうした苦しさは、確かに過去とつながっています。

でも、ここでお伝えしたいのは、
生きづらさの原因は過去にあっても、回復は今ここから始められる
ということです。

過去をなかったことにする必要はありません。
むしろ、あの時に失ったものを、今の自分が少しずつ取り戻してあげることが大切なのです。


どうして変わりたくても変われないのか

「今日から前向きに生きよう」
「もう気にしないようにしよう」
「過去のことは忘れよう」

そう決めても、なかなか変われないことがありますよね。

私もそうでした。
どれだけ前向きに生きようとしても、無理でした。
頭では分かっているのに、感情がついてこない。
頑張るほど苦しくなる。そんな感覚がありました。

その理由は、
今の苦しさを作っている価値観が、過去の中で身についたものだから
です。

たとえば、私の中には強すぎる
「人を疑う価値観」
がありました。

でも、それは今の夫や恋人に必要なものではありません。
祖父から傷つけられた経験の中で身についた、当時の私に必要だった防衛反応だったのです。

当時は必要だった。
でも今はもう必要がなくなっている。
それなのに、昔の価値観が今も働き続けているから、生きづらくなるのです。


生きづらさの原因は「古い価値観」が今も動いていること

私は、生きづらさの大きな原因は

「今の自分には必要がなくなった価値観が、今も自動的に働いていること」

だと感じています。

たとえば、

  • 人を信じると傷つく

  • 自分を出すと嫌われる

  • 頼ると見捨てられる

  • 私は我慢しないといけない

  • どうせうまくいかない

こうした価値観は、幼い頃のあなたを守るためには必要だったのかもしれません。
でも大人になった今、それがそのまま働き続けると、自分が望む生き方ができなくなってしまいます。

つまり、生きづらさとは、
今の自分に合わない価値観で、今も生きようとしている苦しさ
とも言えるのです。


価値観には「必要なもの」と「不幸につながるもの」がある

ここで大切なのは、価値観そのものが全部悪いわけではないということです。

価値観とは、これまでの経験から作られた
ものの見方・感じ方・判断のクセ
のようなものです。

たとえば「雨が嫌い」という価値観があるとします。

その背景には、

  • 雨の日に転んで痛い思いをした

  • 親がいつも雨の日に嫌そうだった

  • 雨の日はつらい記憶が多かった

そんな経験があるかもしれません。

すると、
「雨の日は嫌なもの」
という価値観ができます。

でも、その中には二つの側面があります。

一つは
「雨に濡れると冷たいし不快だから、傘をさそう」
という、自分を守るための必要な価値観。

もう一つは
「雨だから最悪だ。何もかもダメだ」
という、不幸につながりやすい価値観。

このように、同じ一つの価値観の中にも、

  • 今も自分を守ってくれている部分

  • もう必要がなくなっている部分

の両方があることがあります。

だから、変えられないことを無理に全部変えようとするより、
何が今の自分に必要で、何が苦しさを生んでいるのかを仕分けること
が大切なのです。


生きづらさに気づくための価値観仕分けワーク

ここで、今の自分に気づくための簡単なワークをご紹介します。

価値観仕分けワーク

紙を一枚用意して、横向きにし、真ん中で二つに分けます。

左側には、今自分が
「嫌だな」「苦しいな」
と感じていることのマイナス面を書いていきます。

右側には、その出来事や性質の中にあるプラス面や役立っている面を書いていきます。

たとえば、

  • 人を疑ってしまう

  • 先に悪い想像をしてしまう

  • 失敗が怖い

  • 人の顔色を見てしまう

などでも大丈夫です。

そのあと、左側に書いた内容を一つずつ読み返し、

  • どんな感情が湧くか

  • どんな身体感覚があるか

  • それはいつ頃から感じていたものか

をゆっくり感じてみます。

ここで大切なのは、変えようとしないことです。

たとえば、こんなふうに言葉をかけてみてください。

「私は今、この感情を感じているんだね」
「この感覚を持っている私がいるんだね」

そして、右側に書いたプラス面を、その苦しんでいる自分に教えてあげるのです。

たとえば、

  • 疑うことで自分を守ってきた

  • 失敗を恐れることで丁寧に頑張ってきた

  • 顔色を見ることでその場を生き抜いてきた

そんなふうに見えてくることがあります。

※虐待や強いトラウマがある方、感情が強く出る方は、無理をせず専門家と一緒に行ってください。


カウンセリングで行うこと

カウンセリングでは、こうした価値観の背景にある

  • 幼少期の記憶

  • 満たされなかった気持ち

  • 抑圧してきた感情

  • 古くなった思い込み

を丁寧に見ていきます。

必要に応じて、

  • インナーチャイルドセラピー

  • パートの統合ワーク

  • EFT(感情解放セラピー)

などの心理療法を用いながら、

  • 感情を解放すること

  • 愛情補給をすること

  • 自己否定をやわらげること

  • 新しい価値観を育てること

をお手伝いしていきます。


最後に

生きづらさの原因は、確かに過去にあることが多いです。
でも、その過去にずっと囚われ続けなくてもいいのです。

あの時のあなたに必要だった価値観は、今のあなたにはもう合わないのかもしれません。
だから苦しいのです。
でもそれは、今のあなたが新しい生き方を選べるところまで来ている証でもあります。

大切なのは、過去を消すことではなく、
過去に失ったものを今の自分が取り戻していくこと です。

カウンセリングを通して、本音に気づき、自分の素晴らしさや健気さや愛に気づき、自分を取り戻していくことは可能です。

そのお手伝いができたら嬉しく思います。

あなたにお会いできることを、心よりお待ちしております。

 

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