パーソナリティー障害

パーソナリティ障害について

パーソナリティー障害という言葉を最近ではテレビのニュースなどでも、耳にすることが増えてきました

パーソナリティーとは、「そのひとらしさ」や「人格」という意味です。
そこに障害と付いていることから、想像しやすいと思いますが、極端な思考・行動により社会への適応を欠く状態のことで、以前は人格障害と呼ばれていました。優越感や劣等感を強く感じたり、人を信用しすぎてしまったり、反対に疑いすぎてしまったりすることがよくあり、人間関係の問題を起こしやすく、本人も周りも、とても辛く感じている事が多いです。

幼少期に愛情飢餓や過保護などの機能不全家庭で育った事が原因になる事があり、その他に脳の障害などでパーソナリティ障害の症状が出る事があります。

それでは、アダルトチルドレンと深いつながりがあるパーソナリティー障害について書いていきたいと思います。

 

パーソナリティ障害と名前のついているもの


  • 境界線パーソナリティ障害
  • 反社会性パーソナリティ障害
  • 回避性パーソナリティ障害
  • 自己愛性パーソナリティ障害
  • 依存性パーソナリティ障害
  • 演技性パーソナリティ障害
  • 妄想性パーソナリティ障害 など…

他にもたくさんのパーソナリティ障害がありますが、今回はパーソナリティ障害になった背景や心理状態
そして、回復への道のりなどを書いていこうと思います。

どのパーソナル障害にも共通して言える事ですが、他者や自分を「ありのまま」受け容れる事が出来ない状態で苦しんでいます。

境界性パーソナリティー障害は、過大評価とこき下ろしという両極端な考え方をしてしまい。
目の前にいる相手は100%神様のような素晴らしい人であるか、0%の悪魔のような最悪な人という思考になってしまい。人には素晴らしい部分と、自分には合わない短所があるものだ。という様な「ありのままのその人」という意味のグレーゾーンの考え方が出来ないため、人間関係でとても苦労します。

パーソナリティ障害でなくても、私たちは人間関係での悩みはあったりしますが、パーソナル障害の方は、どんなに安全な人間関係であっても、いつも同じパターンで、いつも同じ状況を創り出して人間関係が破綻してしまいます。

パーソナリティ障害チェックをすると必ずどこかに当てはまってしまう事に気が付いていらっしゃる方もいると思います。人間は完璧でないことで完璧ですから、偏っているのが普通です。

当てはまっているからといって、必ずしもパーソナリティ障害であるとは限りません。

※カウンセラーは病名の診断が出来ませんので、詳しい検査や診断を望む方は医師を頼って下さい。

この記事では、「その傾向がある」を含めて書いています。

 

パーソナリティ障害になる背景


幼少期の愛情の歪みが原因で、価値観や思考に極端な偏りが現れることがあります。
例えば、過保護の親に育てられた子供が親から受け取ったメッセージは「あなたは何も出来ない無力な人間だ」です。

実は身体的・精神的に暴力を振るわれた経験を持っている方よりも、過保護の親の元で育てられた方の方が回復するのに時間が掛かる事があります。
自分で判断したり決断することが許されず、全て親が面倒をみてしまいますので、世間に出されたときに、何一つとして自分で決断できず、不安感と絶望感でいっぱいになってしまいます。世間では、自分の意見や判断を求められることが多く、それが出来ないという事は能力がないとみなされ、「ダメな人間」のレッテルを貼られてしまいがちです。
そして、どうして私はこうなのかという原因を探ろうと幼い頃を振り返ってみると親の愛情を感じる。大切にされたしご飯も食べたし、何不自由ない生活を送ってきたと錯覚してしまう。「親は立派で、ダメなのは私」という価値観や思考に苦しめられてしまいます。過保護の場合も適切な愛情をもらっていないので「愛情飢餓」が生じています。

 

 

パーソナリティ障害の背景には「愛情飢餓」がある可能性が高いのです。

 

パーソナリティ障害回復のステップ


先ずは、ご自身に起きている事を冷静に客観視する必要があります。
時に感じたくないような感情に襲われる事もありますが、信頼できるカウンセラーや専門家と向き合っていきましょう。

そして、その感情はいつから感じていて、本当はどうしたかったのか、どうすれば気持ちの良い人間関係が気づけるのかを考えていきます。偏った思考があれが修正する必要があります。

幼少期、親はあなたにどの様に接し、あなたの権利や自由がどの様に奪われたのかを考え、そして本当はどうしたかったのかを感じてみます。
健全で正しい愛情はどのようなものかをカウンセラーと一緒に考え、正しい愛情を当時の

あなたに大人のあなたが与えてあげましょう。
インナーチャイルドセラピーが有効な心理療法です。

日常生活でまた同じような状況になりそうなときに、いったん自分を冷静に出来るようなルーチンなどを決めておき(例)深呼吸する。胸に手を当てる。くるっとその場で回ってみる。など…
いつもと同じ行動や言動をしようとする前に、そのルーチンを使うことで、学んだことを思い出しやすくすることが出来ます。

最初は大変ですが、諦めずに繰り返し繰り返ししているうちに、こうしても大丈夫だった。安全だったという経験が増え、価値観が書き換わり、考えなくても自然と望ましい行動や言動が出来るようになっていきます。

パーソナリティ障害はご自身だけでの回復は、かなり厳しいと思います。
なぜなら、「当たり前」となってしまっている偏っている価値観や思考に気付かなければ、改善することすらできないからです。
信頼できるカウンセラーや専門家と共に回復への道へと歩んで下さい。

症状が重い場合は医師に相談してからカウンセリングを受けましょう。

 

 

お電話でのお問い合わせは 055-288-0948

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