恋愛中不安を感じることが多い方や、相手を信じられず、そんな自分に嫌悪感を感じてしまうことがある経験をしたという方もいらっしゃるのではないでしょうか…
恋愛中は、自分の潜在的な感情が出やすくなってしまうのは、相手との距離感が友達よりも近くなるからです。
アダルトチルドレンの方は恋愛が上手くいかないと悩む方が多いです。
それは、子どもの頃、愛されなかった経験や、親に捨てられるんじゃないかという恐怖心を感じて大人になると、近い距離感の恋人に親を投影してしまい、また見捨てられてしまうのではないか…という不安感を作り出してしまうのです。
過去の家族関係が現在の大人の自分の立場に影響を与える
何故、幼少期の家族関係が恋愛に大きな影響を与えるのか…
それは初めての人間関係が家族だからです。
そこで人間関係の基礎を作ります。幼い頃愛されることを学んだ人は、愛されることに何の疑いも持たないので、少しの不安を感じたとしても、相手を信頼することが出来ます。
ですが、愛されなかった経験をした人は、愛されることに慣れていないため、愛されると居心地の悪さを感じてしまったり、愛されるはずがない。と愛を感じられなくなったりしてしまうのです。
あなたを苦しめる不安感は愛を受け取る器の基礎がないためかもしれません。
私のカウンセリングを受けに来てくれたNさんは、いつも彼に愛されていないんじゃないか…愛されていると感じられるのは肌を重ねている時だけだという悩みで相談に来られました。
Nさんの過去の家族関係を聞いてみると、Nさんにはとても辛い経験がありました。
性的虐待を受けた経験があり、男の人の愛情はそういう行為でしか得られないという潜在意識の価値観がありました。
愛されるとか大切にしてももらうとかよく分かりません。
と、仰っていました。
価値観の書き換えをした後のNさんの言葉です。
懐かしい感覚です。私を大切にしていいんだと。大切にしてもらえる事って、こんなに温かいし嬉しいんですね。
私の身に起きたことに、今はとても辛いことだったと自分自身で認められる。その感覚を感じています。
恋愛の何でもないことにすぐに不安を感じてしまうYさん
ちょっとLINEの返信がなかっただけで、もう不安になってしまい、浮気しているんじゃないか…彼は他の女の人と笑っているんじゃないかと不信感と不安感を感じて怖くなってしまうんです。
価値観は、私よりもほかの人の方がいいいんじゃないか…と感じてしまう。それによって浮かぶイメージを聞いてみると、親は私よりも下の兄弟が可愛いんだと感じていました。だから、いつも遠慮してワガママを言えずにいた。という幼少期のイメージが浮かんで来ます。
その悲しみや居場所のなさを感じてあげることと、愛情補給をしてあげること、愛される存在であったし、愛をもらって良い存在。何よりも自分自身が掛けている「私は遠慮していなくてはいけない」という暗示を解いてあげることをしてあげる事で、Yさんは自分らしさと、彼を信じる心を取り戻していきました。
自分にかける言葉が何よりも怖い
幼少期に掛けられた暗示が、大人になるとそのまま自分の価値観に変わってしまい。
何の疑いもなく自分自身にその暗示を掛けてしまいます。
良い子。人の顔色を伺う。反抗期がなかった。などの生きづらさを抱えているのは、幼い頃親の役に立とうとして自分を犠牲にしてしまった代償として、今あなたに生きづらさとして訴えかけているのかも知れません。
その心にある本音や古くなった暗示を解放してあげることで、この先の人生が生きやすくなっていくことが可能になります。
心の叫びや、奥底にある心の声に気づくことをカウンセリングを通して探し、解放していきます。
あなたにお会いできることを心よりお待ちしております。
代表カウンセラー 柳田 真見
お電話でのお問い合わせは 055-288-0948