- 1 人の目が気になって自分らしく生きられないのはなぜ?
人の目が気になって自分らしく生きられないのはなぜ?
人の目を気にしすぎる心理と、自分らしさを取り戻すために
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人の目が気になりすぎて、自分らしく振る舞えない
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人の目が気になって、言いたいことが言えない
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人の目が気になって、やりたいことができない
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人の目が気になって、自分が分からない
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人の目が気になって、感情を感じられない
このようなお悩みを抱えている方は、とても多くいらっしゃいます。
私自身も、以前はまさにそうでした。
「今はもう人の目は気にならないの?」
と聞かれたら、正直に言うと、今も気になります。
ただ、以前ほどは振り回されなくなりました。
では、なぜ人の目が気になりすぎてしまうのでしょうか。
そして、どうしたら少しずつ自分らしさを取り戻していけるのでしょうか。
今日はそのことを、一緒に見ていきたいと思います。
親との関係が悪くなくても、生きづらさは生まれることがある
アダルトチルドレンというと、
「親との関係がとても悪かった人」
というイメージを持つ方もいるかもしれません。
けれど実際には、
「親との関係はそんなに悪くなかったと思う」
「親は普通だったと思う」
と感じている方でも、
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何となく生きづらい
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自分らしくいられない
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人の目が気になって仕方がない
という苦しさを抱えていることがあります。
それはなぜかというと、
親と自分は別の存在だから です。
親と自分の境界線
同じ家庭で育っても、感じ方は違う
同じ家で、同じものを見て、同じ食事をして育っていても、
親と子どもは、感じ方も価値観もまったく同じではありません。
親の価値観や感じ方と子どもの気質が近い場合は、比較的スムーズにいくこともあります。
でも、感じ方や価値観が違うと、子どもの側が親に合わせて生きることになりやすいのです。
もちろん親も悪気があってそうしているわけではないことが多いでしょう。
「そんなつもりではない」まま、親は自分の価値観を子どもに伝えてしまうことがあります。
それが積み重なると、子どもは
「私の感じ方は間違っているんだ」
「私はこのままではダメなんだ」
と、自分不信になってしまうことがあります。
ここで大切なのは、犯人探しではありません。
親が悪い、私が悪い、という話ではなく、
「違いがあった」
ということがポイントなのです。
変えられないものを変えようとすると苦しくなる
ここで、少し分かりやすい例えをしたいと思います。
私はサトイモが大嫌いなんです。
もし私が、
「サトイモが悪い!」
「あのネバネバした食感が悪い!」
「お願いだからジャガイモに変わって!」
と毎日サトイモ畑に行って祈り続けたとしたら、どうなるでしょうか。
サトイモは変わりません。
それなのに私は疲れ果てて、
「祈りが足りないんだ」
「もっとちゃんと伝えられなかった私が悪いんだ」
と、自分を責めることになるかもしれません。
でも、本当はそうではないですよね。
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サトイモが悪いわけでもない
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サトイモが嫌いな私が悪いわけでもない
ただ、
「私はサトイモとは合わない」
と認めてあげればよかったのです。
これと同じように、親との価値観や感じ方の違いも、
無理にどちらかが悪いことにしなくていいのです。
子どもの頃は環境を選べません。
だからこそ、その中を生き抜いてきた幼い自分に、
「本当によく頑張ったね」
「合わせて生きてきた力はすごかったね」
と敬意と感謝を向けてあげることが大切です。
大人になった今のあなたには、あの頃よりも自由があります。
生き方も、在り方も、少しずつ選んでいくことができるのです。
人の目が気になるもう一つの理由
HSPという気質
もう一つ、人の目が気になりやすい理由として、
HSP(Highly Sensitive Person) という気質があります。
HSPとは、とても繊細で感受性の高い気質を持つ人のことです。
人一倍、音や匂い、空気感、人の気持ちなどを受け取りやすい特徴があります。
私自身もこの特徴を持っています。
だからこそ、人が気づかないような小さな変化にも敏感で、集団行動がとても疲れてしまうことがあります。
以前は、それが本当に苦しかったです。
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みんな心と言っていることがバラバラで疲れる
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本音を話してくれない感じがする
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今、私のことを嫌だと思った気がする
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この緊張した空気がつらい
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どうしてみんな仲良くできないんだろう
そんなことを、言葉にならない空気から感じ取ってしまっていたのです。
たとえば、AさんがBさんに何気なく言った一言。
Bさんは笑顔だけれど、どこか傷ついている。
そんな空気まで受け取ってしまうことがあります。
HSPの特徴
HSPの方には、次のような特徴が見られることがあります。
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感覚に強い刺激を受けると圧倒されやすい
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周囲の微妙な変化によく気づく
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他人の気分に左右されやすい
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痛みに敏感
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忙しい日が続くと動けなくなる
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強い光や匂い、音が苦手
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想像力が豊か
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騒音が苦手
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美術や音楽に深く感動する
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とても良心的
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些細なことでもびっくりしやすい
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一度にたくさんのことを頼まれると混乱しやすい
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人が不快に感じていることにすぐ気づく
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ミスや忘れ物をしないように過剰に気をつける
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暴力的な映画や番組が苦手
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変化が続くと落ち着かなくなる
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学校や仕事で見られていると緊張して力が出せない
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子どもの頃から「敏感」「内気」と言われてきた
こうした特徴があるため、HSPの方はどうしても人の目が気になりやすいのです。
HSPは治すものではなく、理解して付き合うもの
HSPは病気ではなく、気質 です。
そのため、「治す」「治らない」という視点で見ると、とてもつらくなります。
「どうして普通にできないんだろう」
「早く治りたい」
と考えてしまうと、二次被害のように自己否定が強くなってしまうことがあります。
でも、HSPの感受性は、使い方によっては大きな力にもなります。
私も今は、この敏感さを仕事に活かしています。
大切なのは、
HSPを否定することではなく、HSPの在り方や生き方を知ること です。
感情を感じるのが怖くなっていることがある
人の目が気になりすぎる方の中には、
過去に感じた感情が大きすぎて、その感情をもう感じたくないと思っている方もいます。
たとえば、
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誰かを失った悲しみ
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強い恐怖
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深い寂しさ
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見捨てられそうな不安
こうした感情があまりにも大きかった経験があると、
その後その感情そのものを怖がるようになることがあります。
すると、
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感情を感じないようにする
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感情を抑えて生きる
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自分の本音が分からなくなる
ということが起きやすくなります。
でも、感じても大丈夫だと分かると、人は少しずつ感情から逃げなくなっていきます。
感情から逃げ続けると、うつ状態や依存などにつながることもあります。
だからこそ、
自分の感情を感じても大丈夫なんだ
と知ることは、とても大切なのです。
自分の感情を信じることが、自分を取り戻すことにつながる
あなたが感じた感情は、あなたの中で正しい感情です。
誰かが「その感じ方は間違っている」と決めることはできません。
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寂しいと感じるポイント
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嬉しいと感じるポイント
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怒りを感じる瞬間
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楽しいと思うこと
それは人それぞれ違っていて当然です。
なぜなら、誰一人として同じ経験をしている人はいないからです。
その違いこそが、
あなたらしさ です。
そして、自分らしく生きることは、実は周りの人にも良い影響を与えます。
あなたがイキイキと自分を生きている姿を見て、
「私も自分らしく生きていいんだ」
「私も私を表現していいんだ」
と思える人が増えていくからです。
抑圧ではなく、自由を生きる喜び。
それを周りに伝えていけるのです。
まとめ
人の目が気になるのは、あなたが悪いからではない
人の目が気になりすぎる背景には、
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親との価値観や感じ方の違い
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子どもの頃に自分を抑えてきた経験
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HSPという繊細な気質
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過去に感じた大きな感情への恐れ
などが関係していることがあります。
だからこそ、
「こんな自分はダメだ」
と責める必要はありません。
大切なのは、
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自分がどう感じているのかを知ること
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その感じ方を否定しないこと
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自分と人との境界線を育てること
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自分らしく生きていいと許可すること
です。
あなたがあなたで生きること。
それが何より大切なことです。
もし今、人の目が気になって苦しいなら、
まずは
「私はどう感じているんだろう」
と、自分にやさしく問いかけるところから始めてみてくださいね。
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