アダルトチルドレン・HSPの解離性インナーチャイルド

アダルトチルドレンやHSPが心の傷を深く負ってしまうと、解離性障害が起きてしまい、自分なのに自分をコントロールする事が難しくなってしまう事が起きます。

これは私のクライアント様の話ですが、このクライアント様は、長年様々なカウンセリングや心理療法を受けて来ました。
どれもとても素晴らしいカウンセリングや心理療法で、うつや対人恐怖は完全に回復したのですが、どうしても消えない不安感と焦燥感と恐怖心が苦しめていたということで、当カウンセリングにお越しくださいました。

朝起きた時から始まるんです。意味不明な不安感と共に目を覚ますのです。
あるいは、恋愛した時に起きていた。二人の自分がいるかのような「一緒にいられて幸せ」と思う自分と「この人と居てはいけない」と不安の材料を見つけて、なんとか離れようとする二人の自分を感じていたんだそうです。

とても混乱していたそうです。本当は何がしたいのだろう?どうしたのだろう?という答えが日替わりだったり、時間によっても変わってしまうのですから。そして、朝起きた時のあの不安感の正体を見つけられないまま10年という月日が流れていました。

自分ではそんなつもりではないのに他人や友達から

「あなたの中に何人もの人格を感じると思うほど、冷たくなったり優しくなったりするけど、なんでそうなるの?」

と言われたことがあったそうです。ご本人は無自覚でしたから、どのことを言っているのか分からず、ご本人も友達も混乱した感覚だけを感じていたそうです。

ここからはクライアント様から頂いたメールを抜粋しております。

ここのカウンセリングに出逢っていなかったら、私は自分を理解することはなかったと思います。
多重人格の症状などはなく、24時間365日私で居ました。もちろん、私の記憶がなくなるなんていうこともありませんでした。
まさか自分が解離性の症状があるとは考えてもいなかったのですが、真見先生からの説明を聞くうちに、まさに私の症状そのものだ。と、何処かホッとした力が抜けるような安堵感と今までわからなかった事が明確になったようでスッキリと霧が晴れていくような感覚を感じたんです。

セラピーを受けさせて頂きながら、自分の本当の気持ちや自分が一つになっていく感覚は心地良い重さでした。

せっかく、私の話を載せてくださるとのことでしたので、上手く纏めたいのですが、私が体験したことは言葉よりも体の感覚が強く、ドシっとした安心という重みを感じた。という言葉が一番しっくりしています。

一つに戻って気づいたことなんですが、いつもフワフワしたような落ち着かないような、離れたところから自分が見ている様な感覚があったんだと、あまりに長くこの状態だったので、気づくことはなかったんですが、今振り返るとそんな気がします。

あれから不安は大きく減りました。本当にありがとうございました。

 

不眠症で悩むあるクライアントさんの話

この方のご相談は、解離性インナーチャイルドを夢で教えてくれたものでした。

こちらのクライアント様は、不眠でお悩みの方がカウンセリングにお越しになられました。

そこで出てきたのは、幼い頃の悪夢でした。
怖くて怖くて…眠るのが辛かった。そうです。
幼い頃の悪夢は、黒い影に追いかけられたり、逃げたいのに体が思う様に動けなくて、とても苦しかったそうです。

小学生の頃、大切な方を亡くした辺りから出てきた悪夢だそうで、その夢をほぼ毎夜見ていたそうです。

当時見ていた、悪夢を思い出してもらい。イメージの中で、振り返り、ヨシッ!こい!と影をだきしめて貰うことをしました。

この影の正体は…悲しみではないかとカウンセリングを通して感じていましたので、悲しみと向き合ってみる事としてのイメージとして、影を抱きしめる。という行動をイメージでしてもらいました。

この方はHSPでしたから、感情が人の100倍も大きく感じられる。

だから、大きすぎる感情が当時の小さい心と身体では怖すぎて、切り離したんだと思います。

でも影の方は自分に逃げられる訳ですから、必死になって追いかけてくる。
感じたくない感情に追い回されるというのは、嫌いな人や怖い人に追い回されるわけですから、当然つらいですよね。
「エルム街の悪夢」では、眠ると殺人鬼が出てきて殺される!という内容の映画でしたね。
眠ると出て来るので、眠れない。だんだんと衰弱していく様子が映画にも描かれています。
眠る事で人は休養をし、脳の整理や疲れた体を休めて癒すのですから、眠る時に感じていた不安感や警戒心があったら、さぞお辛かった事だと思います。

しかし、この影は実は本来の自分自身に戻る大切な一部ですから、影を否定していると様々な症状として表れてしまいます。
実際にこの方も、この悪夢を見始めたころからうつ病と診断されていたそうです。

その時は、まだ幼く受け入れる事が難しかったことから、今再び大人になり、受け止めてもらえるだろうと考えて出てきたんですね。

そして当時の未完の感情である。「悲しみ」を完全に受け入れ終らせることが必要だったのです。

この様に一部の自分が自分から離れてしまうことで、生き残り戦略を立てることがあります。

 

 

アダルトチルドレン・HSPの解離性インナーチャイルドとは

アダルトチルドレンやHSPさんは、過去のデータの中に過酷な環境や状況があった方もいらっしゃるかと思います。
その過酷なストレス状態が長く続くと、凍りつきの状態といって、自律神経系の副交感神経系の1つ背側迷走神経の深い部分に入ってしまい。無気力になってしまったり、痛みを和らげるために無感情になったりしてしまいます。

その背側迷走神経の深い部分では補いきれないほどの過酷なストレス下に晒されると自分を守るために感情を麻痺させてしまい。記憶を消したりして、なんとか生き抜く戦略を立てるのです。

その状態が内在性解離という状態になります。下記の図をご覧ください。

このように辛いことが起きると切り離した状態で自分の一部の記憶を保管していることがあり、意識の自分では気づけないことが起きたりしてしまいます。
ですが、思い出せないとしても自分の奥深くには残っていて、体の痛みとしてや自分でコントロール出来ない感情が出てしまい。再び苦しんでしまうことがあるのです.

切り離されてしまった状態では、いつものあなたには分からないことが起きたりします。
例えば、恋人に対してコントロールを失うほど怒ってしまったり、感情的になってしまう事が起きたりしてしまいます。
その状態になってしまった自分を忘れる訳ではありませんが、どうしてあんなに感情的になってしまったのか、いつものあなたに戻った時には、分からなくて自己嫌悪感や、罪悪感に苦しんでしまうことがあるのです。

上記の例は一例でございますが、人から「まるで別人のような時がある」と言われたり、自分でも分からない感情や気持ちが湧いてくる。という形で教えてくれることもあります。

今まで、インナーチャイルドセラピーを受けてみた。その他の心理療法やカウンセリングを受けたけど、なかなか改善できなかったお悩みの原因は内在性解離のような解離性インナーチャイルドが起きてしまっている事が原因かもしれません。

内在性解離というと何かすごいことが起きてしまっているように感じてしまう方もいらっしゃると思いますが、アダルトチルドレンやHSPさんの解離とは、自分の辛い記憶や感情を切り離して保管しているパート(自分の一部)と捉える方が、もしかしたしっくりくるかも知れません。

あまりに怖い事が起きると記憶から脳が遮断する事が起きたりします。
例えば、事故に遭った直後の記憶がない。などがよくある例ですが、それは恐怖を和らげる為に、自己防衛機能が働いた結果。記憶の一部を遮断しているという事です。

このように、過去に耐えられないほどの あまりに「辛い」「怖い」「苦しい」と感じた経験を、もしされている場合。
脳が遮断して意識の自分には繋げないようにしてくれて、守ってくれているのかも知れません。

では、切り離されたパートが統合すると、どんないい事があるのだろう。
そんな辛い記憶を思い出して大丈夫なの?そんな風に感じていらっしゃる方もご安心ください。

バラバラから統合のメリット

バラバラにした自分のメリットは、「自分を守る為」でしたね。
では、ここからは自分を一つに戻していくメリットについてのお話をしていこうと思います。

バラバラになっている自分が切り離している感情の中で良く出てくるのが「寂しさ」を抱えているパートや「悲しみ」「怒り」「辛さ」「痛み」「恐れ」などです。
それぞれが、あなたを「守るため」にその切り離しの役割を担ってくれています。

寂しいと感じても誰も受け入れてくれない時、その寂しさは受け皿を失い。諦めるか闘うかその寂しさから逃げるかという判断をせざるを得なくなります。
これは、自律神経系的に説明するのであれば、先ずは、自律神経の中の副交感神経の「腹側迷走神経」を使い相手と交流を図ろうとします。それが無理だと判断すると、次に交感神経を使い「逃げるか/闘う」の状態になり、必死に泣いたり怒ったりして要求を伝えようとします。
それでも無理な場合、副交感神経の「背側迷走神経」の深い部分の「凍りつき」状態に入り、フリーズしてしまうのです。

要求を一生懸命に伝えようとした幼い頃のあなたがいました。「愛されたい!」「もっとこっちをみて!」「お話を聞いて」「抱きしめて」「安心させて」「笑いかけて」
その健気な思いは、何らかの事情で要求が満たされる事が無かった過去があり、その辛さや苦しみから逃れるために取った生き残りの戦力が「切り離し」なのです。

「凍りついた」状態が長く続くと、私は「切り離されたパート」として作られるのではないかと考えています。
問題に解決する事が出来ないと判断した時自分を切り離して、無かったことにしてしまう方が人は生きやすい。

「深い潜在意識に入り込んだインナーチャイルド」と私は感じることがカウンセリングのセッションを通して感じる事があります。

漠然とした何となくしか分からない感情や、理由が分からないネガティブな感情などは、もしかしたら深く深くに隠されたパートたちの感情なのかも知れませんね。

そして、もちろんパートもあなたの一部なので、外部の刺激を受けフラッシュバックが起きたり、その時の気持ちを喚起されるような刺激があると、コントロールの出来ない感情を感じたり、行動をしてしまう事が起きてしまうのです。

元々一つだった自分がバラバラになっていることで、あなたは自分なのにコントロールが出来ない、と悩んでしまったり、あるいは、いつも同じ事を繰り返してしまい、あなた自身がまた傷ついてしまう。という事が起きてしまったりします。

USPTのセラピーを始める前は、「とても怖いな。」と感じるクライアントさんが多いのですが、99%の方が統合してよかった。とおっしゃってくれています。

統合後のクライアントさんの言葉

  • こんなに自分って強いんですね!
  • 私という存在を今初めて感じたような気持ちになっています。
  • 身体が暖かくてお風呂上がりのような感覚です。
  • 安心感を感じています
  • 身体が良い意味で重いです
  • 自分の愛を生まれて初めて感じました
  • 自分を感じるってこういう事なんですね
  • こんな感覚でみんな生きていたんだと思うとズルい!と思ってしまいました(笑)

などと、しっかりと深いレベルでの自己受容感や自己信頼感を取り戻されています。

この深い潜在意識に切り離された自分を従来のセラピーで繋げることは、かなり難しいと思っています。
なぜなら、守る為に切り離したものを再び意識で呼び起こすということは、再び自分を危険に晒すことにもなり兼ねない事だと判断するからです。
もし通常のインナーチャイルドセラピーで統合するとしたら、
「一体何年かかっていただろう?もしかしたら、その自分に気づくことすらも難しかったかも知れないな。」
と自分自身にも施術してみて、私自身が感じた感想です。

では、この切り離されたパートをどう統合に導くのかというと、PIBRセラピーによって、今までどうしても改善できなかったお悩みや、トラウマなどを解消する事が可能になりました。

 

解離性インナーチャイルドには独自のPIBRセラピーが効果的!

 

陽のあたる場所のPIBRセラピーとは、簡単にいうとタッピングとインナーチャイルドセラピーを組み合わせたような心理療法になります。
切り離されて苦痛や悲しみの中で止まってしまっているパートを迎え入れ、また一つに戻し統合していくセラピーになります。

物凄く荒っぽい説明になってしまいますが、どんなセラピーの流れなのかをお話しさせて頂きますね。

先ずは、タッピングをしながら、あなたの中で解離してしまっているパート(自分の一部)を呼び出して行きます。
その後、離れてしまっていたパートが抱えたまま未完了になっている「感情の解放」「ビリーフの変換」、そして現在の「自分自身と統合」するという流れに加えて、「ポジティブでパワフルな感情の定着」をして、セラピーを終了します。

何か無理をしたり、とても苦しい思いをするということはなく、ご自身の意思やペースを大切にしていくセラピーです。
むしろ、「温かくて、優しくて愛に溢れた時間だった」と、セラピーが終わった後、あなたは自分への愛を感じていることでしょう。

PIBRセラピーは、DIDや解離性障害の方や過酷な過去の状況や環境で生き抜いてきた方、様々な人生経験の中で、パートが切り離されている場合や深い潜在意識の中にいるインナーチャイルドにも、効果的なセラピーとして使えるように独自に改良し、アダルトチルドレン・HSPの方が自分と繋がり、自分への信頼を取り戻して頂ける心理療法です。

大変な状況や環境にあったアダルトチルドレン・HSPは自律神経系の神経が戦争の兵士さんと同じ状態になってしまっている事があるのですが、それを改善する為には健全な環境と健全な人間関係の中で「安心・安全」を育んでいく必要がありますが、自分がバラバラになってしまっていると、なかなか自律神経の調整をしたとしても、回復が難しい事が分かっています。

それは、通常の自分は「安心・安全」を感じられても、パートにはそれが届いていないからなのです。
逆に言えば、パートは一度も安心したことも、安全を感じたこともないということです。

一つに統合してから、「安心・安全」の育みをされていくと、背側迷走神経から、腹側迷走神経に入ることができ、自分とはもちろん、人との繋がりも持てるようになっていきます。

自分を信頼できない時、他人を信頼することは難しいですよね。自分でも理解できない自分を感じるたびに、戸惑い傷ついてこられたのではないでしょうか。とてもお辛かったですね。

一度、心の 陽のあたる場所のPIBRセラピーを受けにきてみてください。
あなたにお会いできることを、心よりお待ちしております。

 

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心の 陽のあたる場所
山梨県中巨摩郡昭和町清水新居959−1