HSPのカウンセリング

HSPは性格の中の気質の部分ですから、変える事の出来ない部分です。
では、HSPはどの様にして生きづらさを克服していくのでしょうか?

HSPとは?と思われた方は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)

HSPカウンセリングで出来る事

HSPは繊細な感受性の為に沢山傷ついた経験を持ってしまう事があります。
人は気にしないような感覚や感情を読み取ってしまうことから、相手の態度や些細な言葉に傷ついてしまい。
人が怖い。と感じて対人恐怖になってしまったり、人との境界線の薄さから、人の気持ちが自分の事のように感じられて、複雑な人間関係などを目の当たりにすると、人との関わりが億劫に感じたりします。このような特徴のせいで「自分は変だ!」と感じてしまって世間に順応できない自分を責めて、嫌って隠れるように過ごしてしまう事があります。

このような症状は全てHSPという気質から起きることですが、HSPは「自分のせいにしやすい」のです。
人を責める事が出来ない特徴を持ち、常に何か起きると「自分が悪かったのではないか?」と一人抱え込みやすくなります。

とても心優しいHSPですが、それ故に自分に掛かる負担がどんどん大きくなってしまい、とても辛くなってしまうのです。

カウンセリングで、自分を責める癖に気付き、自分も相手(他人)も許せる状態にしてあげるだけでも、とても楽になります。
自分も相手(他人)も許せる状態と言いましたが、HSPは他人の所為にしても、その気持ちに苦しんでしまうのです。

私は以前とても深く親を恨み憎んでいた頃があります。親に生き辛さの責任転嫁した事で一瞬楽になったのですが、その後、とても辛く苦しくなってしまうという事がありました。

HSPの気質の一つに、「赦したい」という気持ちが強くある場合があります。
その気持ちに気付いてあげられていなかった私は、自分がどうしてこんなに辛いのか分からなくて、自分はもうどんな手を使っても楽には生きられないんだ。と自信喪失状態でした。

他人と自分の境界線が薄く、他人の辛さや痛みも自分のものとして感じてしまうHSPは、人の所為にする事で、自分にその気持ちが返ってきてしまい、再び「こんな気持ちを感じている自分が嫌だ」と苦しみを感じてしまうからなのです。

「HSP自体を変える事は出来ない」と言いました。が!過去に出来た傷を癒し、置き去りにしてきた自分の本当の気持ちや本音を安心できる場所で吐き出して感じていく事、ご自身で自分の気持ちを感じてみる事をして、色々な経験から出来てしまった自分を辛くさせている価値観を変えていく事で、HSPの気質があっても生きやすくなっていく事が出来るのです。

HSPにはHSPのカウンセリングが必要

HSPはまだ新しい概念であるがために、心の専門家ですら、きちんと理解されていないためにADHD(注意欠陥多動性障害)やASD(自閉症スペクトラム)と間違われる事があります。

HSPは、ADHDやASDと大きく違うのは他人の気持ちを大きすぎる程共感できる点だと私は思っております。人の気持ちばかりが優先され、自分を置き去りにしてしまうHSPは、他人の事を深く理解できるのに自分の事が理解できないという状態になりやすいのです。

それは敏感過ぎて生き辛いと感じている自分の特性を「他人を理解して喜ばせてあげる」という選択をとってきた過去のあなたの努力の賜物でもあるのです。

人が喜ぶと自分も気持ちよい。という体験を通して「そうか、こうして生きていけばいいんだ。」と他人がどうしてほしいのか…ばかりを注視し他人軸で生きる選択を取る事で自分を守ることを選ばざるを得なかったのです。
最初はそれで上手くいっていたのですが、そのせいで自分の気持ちがどんどん抑圧されてしまい。自分でもどうしていいのか分からない程の痛みや生き辛さになってしまったのです。

HSPである私も、人の気持ちはよく分かるのに自分の気持ちだけが分からない。という経験があります。
友達の相談に乗っている時…胸の奥の苦しさに気付いて「聞きたくない!」と感じてしまったのです。

そんな感情を受け容れられず、そう感じた自分をとても深く責めました。

そんな感情が出てきた驚きと、そんな感情を感じている自分はなんて心の狭い人間なんだろう…と自分がとても嫌になりました。
そして、ある時友達に「どうして悩み相談をしてくれないの?」と聞かれ、その気持ちに応えようと、話そうとした時、悩みはあるはずなのに何一つとして自分の気持ちを話せない事に気付く事が出来ました。
自分が「どのように感じているのか」「どうしたいのか」全然出てこないのです。

このようにどうあっても辛さを感じてしまうHSPは、「人に対してNOというのも怖い」「自分を押し殺すのも苦しい」と、どちらにも気持ちを赦す事が出来ず、身動き取れなくなってしまうのです。

他人優先のHSPは、アダルトチルドレンになりやすく幼少期から自分を抑え込んでしまっている事が多々あります。

アダルトチルドレンについてはこちらの記事を参考になさってください。

アダルトチルドレンとは

複雑に絡み合った心を解きほぐしていくのは、HSPの当事者でないと理解できない部分もあると思います。
自分も人も許せる状態にしていかなければ、HSPは真に自分自身を受け容れる事が出来ないのが、一番の難しさかも知れません。
自分がどう感じているのか、どうしたいのか?本当の自分を取り戻してあげる事が必要です。

 

HSPを受け容れると人も自分も本当の意味で大切に出来るようになる

自分を犠牲にして生きていると人に甘える事が出来なくなります。
なぜなら、自分自身が無理をしているので「人も同じで無理をさせてしまい。迷惑をかけてしまう」と考えてしまうからです。

自分が本当の気持ちや本音に気付き受け容れてあげる事が出来ると、自分に対して正直になります。
嫌な時に「それは出来ません」と素直に表現しても大丈夫と学ぶと、相手にも同じように見る事ができ、人に頼ったり、甘えたり、素直な気持ちで人に対して今度は接する事ができるようになっていきます。

相手との境界線も出来てきて「これは私の感情ではない」や「これは相手の問題だ」と、自分と人との区別も出来るようになっていくのです。

HSPは改善するのではない。と申し上げました通り、相変わらず敏感ではあるのですが、自己犠牲が減って自分らしく生きる選択ができるようになるのです。

マイナスの感情はいけないと思って抑えていた自分を赦すことによって、自分にとって本当はマイナスになる人間関係とは距離を取る事も選択できますし、本当に大切にしたい人に対して今まで以上に愛情深く接していけるようになります。

先ずは、ご自身がどのような生きづらさを抱えていて、どんな事に敏感なのかを知っていく事が大切な一歩になります。抑え込んでしまった自分らしさや本音をカウンセリングを通して気付き、寄り添い受け容れてあげる。これだけでも今までよりも深い安心感を感じて頂ける事と思います。

その後に、過去の傷や古い価値観の書き換えをしてあげる事で、今後のあなたが生きやすくなっていくのです。

私自身がHSP高めの気質を持っていて、様々な生きづらさを感じて生きてきました。
プロフィールには一部ですが、私の過去を載せております。もしよろしければ参考にしていただければ幸いです。
  →柳田 真見のプロフィール

 

 

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